スノー・ロワイヤルのたけき夏アニメーションのネタバレレビュー・内容・結末

試写会で見た。
真顔ギャグ系かと思ったら、最早真顔のていを取ろうとすらせずに全シーン全力でふざけ倒していた。全キャラがボケのノルマ負わされている大喜利やってるんじゃないかと錯覚するほど。
教養ゼロどころかマイナスのファーゴ！

まがりなりにも息子殺されているがシリアスになろうとする気配は前半15分あたりからもはやゼロ。
地味なレベルの絶妙な細かい勘違いの連鎖で(特に派手でもなく)雑に毎分人が死に、非欧米圏人から見ると上手いんだかスカしすぎてんだかよくわからない人種ギャグがカマされまくる！

最後の方、兄さんは重機に乗り込みまるで戦隊モノ合体ロボの合体シーンのように「この時間敵は待っててくれてるの？」なカット繋ぎで即席で木を切り倒しバカでかい杭を作り出し車にぶっ刺し、「車がモミの木に突き刺さっている！」というポスターアートがギリギリ詐欺にならない程度の画を創り出し、『スリービルボード』を表面だけペーストしたような謎の余韻とクソしょうもないギャグをかまし映画は終わるのだった。