何人もの女性を強姦殺人しまくった殺人犯であるテッドバンディが、裁判で自らを弁護し、終始無罪を主張したという実在した殺人犯の映画。
IQが非常に高く、超イケメンなのでファンが裁判所に殺到したエピソードも有名。
映画だとイケメンだが実際のテッドは普通のおっさんに見える。
特徴として、終盤までテッドの犯行シーンが一切無いため、視聴者も「こんな良い奴が本当に殺人犯なのか?」と錯覚してしまう。
人当たりも良いし子供には優しく、めちゃくちゃジェントルマンに見える。
そこがこの映画のミソであり全てだと思う。
だが、内容としては率直に言って微妙。
全体的に抑揚がないし、裁判中ではその主張無理あるやろっていう弁論ばっかだし、テッドのIQの高さと異常性が全然伝わってこなかった。
まぁ見所としては最後の裁判長のセリフかな。
「君の頭脳ならいい弁護士になれたよ。法廷で活躍する姿を見たかった。はい死刑」
実際に裁判長が発言したセリフらしい。深い。
ずっとテッドに協力してた元カノがめちゃくちゃ可愛い。カヤ・スコデラリオという女優らしい。
テッドの愛人にすり寄ってくるクソデブがまさかのハーレイオスメント君(シックスセンスの子)でビビった。