Arara

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのAraraのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

3時間半があっという間に感じられるほどには自分はハマれなかった。

ただ、全てのアメリカ人は見てほしいと思ったし、エンディングにかけて丁寧にストーリーを追っていくにあたり、省けるシーンは無かったのかな、とも思った。

凛とした強さのある主演女優さんが素敵だった。
初のネイティブアメリカンの女性としてオスカーを狙うとの報道で、助演女優賞から主演女優賞のカテゴリーに変えて狙うとあったが、確かに主演を凌ぐぐらいの迫力があった。

若干ディズニーランドのウエストランド鉄道あたりの雰囲気も感じたが、ネイティブアメリカン式の結婚式やお葬式、初めてみる光景ばかりでとても勉強になった。

ロバートデニーロは当分他の作品で見ても嫌いになりそうだが、ディカプリオの役ももっと自分をもってしっかりとしていてくればここまでの悲劇起こらなかったのでは、と思った。
ディカプリオの過去出演作のJエドガーが会話の中でチラッと出てきたので近いうち見てみようと思う。
最後、福田村事件のような集団心理で何が真実かわからなくなってきかけたが、どこの国でもおんなじなんだな、と思ってしまった。
奥さんのインスリン注射の中に混ぜていた液体についても、伯父のことを言えば有罪にならなかったんじゃないの?とも思ったが、察しはついていた時点で罪を受け入れたのかな?と思った。

アップルが制作しているからか、チラシもパンフレットもないのは残念だった。
ディカプリオと主演女性が表紙のUK版VOGUEは高くて購入迷ったが、買っておいて良かったと思った。
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