2023年劇場鑑賞129＆130本目＆133本目。
ということで、公開初日に1回目、そして（予告的に）明日22日に2回目鑑賞。
もう原作もしっかり読んで、スコセッシ監督のこれまでの作品も6割程度見直して、挑みましたが…もう想像をはるかに上回る大傑作でした！いやぁ、ホント至福の3時間40分！冒頭からガッツリ惹きつけられそのままラストまで。何が起こって、最後どうなるのか、的なことは原作ノンフィクション（こちらも傑作！）読破でわかっていたものの、レオ様扮するアーネストを主役に据えたことでストーリーは一気にスコセッシ監督のものになってます。これディカプリオさんは色んな賞を取るんだろうなぁ、っていうレベルの仕事ですね。もちろん、デニーロさんは完璧です。偽善者面したクズ人間。もう1人の主役モリーを演じたリリーグラッドストーンさんも終始いい表情で悲しみや憎しみを秘めた眼差しに魅了されます。捜査官のジェシープレモンズ、弁護士ブレンダンフレイザーや検察官ジョンリスゴーは言わずもがな、その他の登場人物もそれぞれが強烈なキャラをいい加減に出しているので、もう無駄な捨て役が一切ないレベル。終わらせ方も天才的です！まずは2回鑑賞必至。もう1回は行こうかな。
