ゆのは

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのゆのはのレビュー・感想・評価

3.9
早速観てきました!

皆さんご存知の通り
レオナルド・ディカプリオ
大好きなのに、
リバイバル上映以外で
彼の作品を映画館で
観たのは初めてかも。
206分ってこんな
長い映画も初めて。
いやぁ流石に長すぎですわ、
スコセッシ監督。

レオ様には申し訳ないけど、
わりと前半で
うとうとしてしまった。

マーティン・スコセッシ作品
は着眼点やテーマ選びは
めっちゃ良いんだけど、
実話ベースが多く
比較的淡々とストーリーが
展開するため、
いつもちと眠くなるんよな。

一方、後半は怒涛の展開
というほどではないが、
登場人物それぞれにしっかり
フォーカスして
描かれていたのか、
なかなか引き込まれた。
流石ベテラン俳優が
集まっているだけに、
そのシナリオにキャストの
演技が順応していた気がする。
要するに、前半は状況描写で
後半は心理描写が
メインとなっていたような。

インディアン差別を
取り上げた作品なら
ジェレミ・レナー主演の
「ウインド・リバー」の方が
映画として良かったが、
今回は実話を基にしている
だけあって説得力のある
内容だった。

良くも悪くも
時の経過を感じるレベルの
長さだったから見応えはすごい。

観終わってからも
じわじわ残り
結果的には高評価を
つけたくなる作品だった。

同じく超長編映画で
比較するとRRRではなく
TAR(超長編というほどの長さ
ではないが)くらいの
ノリで観てほしい。
内容全く違うけど何かが似ている。
ゆのは

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