金にたかる蝿野郎どもの悪行っぷりを200分時間をかけてじっくりと味わえる映画。
こんな実話があって良いのだろうか、最低過ぎる。
表では笑顔で接しながら腹の中では蔑んでいるのが嫌悪感を増長させる。
自分達で先住民を追放しておいて利益になることが分かった途端に手のひらを返したように媚びへつらうクズ人間達。
インディアンの命が人間以下だなんていう考えが共通認識になっているのがイカレている。
周りの大切な家族を順番に殺しておいて一番奥さんを不幸にしてるのはあんたじゃないか、よく愛してるだなんて言えるな。
最初は良いヤツだと思ったし、純粋な恋愛だと思っただけに残念過ぎる。
最早結婚した時にも100%恋愛感情だった訳じゃないんだろうなと思える。
妹夫婦が爆殺されて叫びながら悲しむモーリーがあまりに可哀想過ぎて泣けてきそうになった。
本当に救いようが無いなと思ったのはいざとなれば今までの協力者も容赦なく裏切って平気で嘘をつく保身行為。
言われてやったことだから自分ら悪くないなんて通用する訳ない。
哀れとしか言いようがない。
