大好きなスコセッシ映画で、ディカプーでデニーロで、でもって裁判のシーンに思わずニヤけてしまうような仕掛けもあり、大満足だった3時間半。しかし、内容が内容だけに『サイコー！』と言い放つのは難しいところでした。それくらい描かれていた事件は根が深いです。原作を読むのが1番だと思うけど、未見の方は、事前にオーセージ族についての知識をちょいと入れてもいいかもです。とても酷な歴史です。
この映画の公開を待つ間、同じ監督&主演コンビの『ウルフオブウォールストリート』を見返していたんだけど、いやもー改めてディカプーすげーなと。振り幅が半端なくて、見た目が斜め上をいくために、おそらく多少の飛び道具的役割を期待されキャスティングされたであろうジョナヒルの、その“道化”の追従をものともしない大快演に惚れ惚れしていました。ディカプリオ無敵。ブラピにはできない芸当だ。
なんで、次はどんな演技を見せてくれるんだろうと、この映画ではそんなところも注目してました。結果、文句なし。
不謹慎ながら、鑑賞後にこの映画のポスター見て吹いてしまった。これ、ミスリードもいいとこだよねw
因みに、他に、この人の演技見るの楽しみ！って思っている俳優は、高橋和也です。
