蓮太郎

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンの蓮太郎のレビュー・感想・評価

4.1
1920年代、オクラホマ州オーセージ郡で実際に起きた不可解な事件を描いた西部劇サスペンス。
IMAX字幕版で鑑賞してきました。
良くも悪くもスコセッシらしい作品でした。
約3時間半の大作なので観終わった後は腰がめちゃくちゃ痛かった。
主人公のアーネストはずっとおじきの犬になっており、妻と叔父との関係に板挟みになり少しずつ追い込まれていくアーネストの姿がすごく印象的でした。
叔父はずっと冷静で弱みが全くないように見えてめっちゃ怖かったです。
優しいじーちゃん役デ・ニーロもいいですが、悪役デ・ニーロもかっこよくて最高。
ただストーリーの一部の時系列が分かりにくく、身内が亡くなってから急に数年経ってるような描写があってそこで少し混乱してしまいました。
事件の細かいところまでしっかり描かれていて役者さん達の演技もとても良かったですが万人受けはしないだろうなあ...
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