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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのrecoのレビュー・感想・評価

3.7
面白い映画度★★★☆☆
笑える映画度★☆☆☆☆
深い映画度 ★★★★☆
泣ける映画度★☆☆☆☆
良い映画度 ★★★★☆
長い映画度 ★★★★★★

とにかく長い。
スコセッシ監督、ディカプリオ、デニーロで映画作ったらこーなるよね的な映画。

まずは内容。
アメリカの歴史のほとんどを映画で学んでると言っても過言ではない自分にとっては有難い内容の映画でした。
インディアンの迫害された歴史やFBIの設立のきっかけなど色々知る事が出来て、題材的には最高な作品だとは思います。

見た後に調べましたが、実はディカプリオの役は元々捜査官のサスペンス作品だったと。
それをディカプリオは犯罪者側の人をやりたいと直訴して変えたようです。
そしてそれがサスペンス映画から恋愛映画への変更となり今作に至ったとの事。
なるほど〜だからこんなに長い映画なんだと。
レジェンド&バタフライもそうだったけど、史実に恋愛要素を盛り込んだら絶対長くなるはず。更にこの映画の場合は、サスペンス要素も取り込んでいるから更に長くなってしまったんだと思いました。
サスペンスならスコセッシ、恋愛ならジェームスキャメロン、史実ならイーストウッドとかが監督でも良かった気がしました。
でも恋愛映画なのに全く泣けないってどういう事?
始まって30分くらいで結末が分かってしまう演出ってどういう事?
だから微妙でした。
あとはヒロインの設定が個人的に怖く、面倒臭い感じの人物だったので、全く感情移入出来なかったです。
それに歴代のディカプリオ作品の相手役がみんなキュートだったのでなおさらかな、、
ディカプリオに関しては、
もうね、昔の作品のイメージが強すぎて、フラットに鑑賞出来ない事が辛いです(笑)

動画配信が始まったら、この長さに耐えられなく評価が下がりそうなので、どうせ観るなら映画館で観て欲しい作品です。
reco

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