ぐるぐる

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのぐるぐるのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

他のレビューでもある通り、あっという間の3時間!
オセージ族と白人の歴史を紐解くほどに徐々に浮かび上がる、アーネストの伯父を中心にどす黒く渦巻く欲望の歴史
語り手が変わっていくからこそ濃密な言葉があり、引き込まれて気付けば3時間…というようなことであっという間に感じた

デニーロの悪い顔よ…優しいおじきの顔して実の甥っ子にひどいことさせるもんよ
ディカプリオもどこまでが自分の本心だったのか分からぬ様子
他者から吹き込まれた言葉で自分が見えなくなっている
初めは彼の愛を信じたモリーも、最後の最後にその軽薄さと薄情さを見抜き無言で立ち去るモリーの諦観の表情
実話…なんだよな…

ジェシープレモス出てきてからああやっとという気持ちもあり、白馬の騎士のごとく見えたな
デニーロ、ディカプリオ 、プレモスの3人組はまたどこかで観たい