いやーおもしろかった。
スコセッシはグッドフェローズしか見たことなかったけど、特徴的な監督なんですね。
人の間を縫っていくカメラワークを見たときは興奮した。
連綿と、ストーリーの派手さの割には淡々と展開していくのに不思議と3時間20分集中力途切れず見れた。
「証言と保証」の下りはグッドフェローズやん！とびっくりしたけどオチはさすがに違った。
ディカプリオの俳優としての素晴らしさを実感した。時間経過に合わせてヘアメイクとかは全然変わらないのに、眉間にシワを寄せ口角を下げ、姿勢を悪くしていくことで老いを表現。
その反面、モリーとキングがまったく変わらないのはかなり不自然で残念だった…。モリーは死にかけまでしたんだからせめてシワの一本を描いて白髪にするとかさ…。キングももうちょっと最後の方はヨボヨボになったほうがよかった。
アーネストという役柄は、、、シンプルおバカですね。シリアスなストーリーでこんな主人公珍しくない？でも真摯にモリーを愛していて、絶対毒には気づいてなかったと思うぞ。
音楽もよかった〜ベースが不穏なメロディ。サントラ買おう。
さすがに長い作品だけあって途中でトイレ立つ方も多数。だからトイレ心配な人もなるべく端の席をとって安心して見て欲しい。そしてぜひ映画館で見て欲しい。
