【FBIの誕生はこうして始まった】668
《感想》
ノンフィクションを交えながら、アメリカ先住民を標的とした殺人事件とFBIの誕生を描いた作品。
「Appleオリジナル作品」
AppleTV+だからこそ観れた作品。
★見方
2つの見方が出来そう
①先住民族の連続殺人事件
②FBIの誕生
この映画は「②FBIの誕生」で見た方が断然面白い。
登場人物が多く、先住民の名前と顔が一致しないので、「①連続殺人事件」としてみていると、頭が付いていかない。
★ラスト
粋なラスト。
映画が終結した後、登場人物のその後を
「朗読劇」で表現しています。
この表現方法は初めて観ました。粋な演出です。
★原作小説
原作小説は、『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』。
★タイトル
「フラワームーン」とは「5月に現れる満月」を指す言葉。
そして5月はオーセージ族にとって、4月に咲いた無数の花がムラサキツユクサによって枯らされてしまう時期でもあるのです。
原住民であるオーセージ族の暮らしを白人たちが侵食していく様子を表しているらしい。
★ロバートデニーロ
良い年輪の重ね方をしていますね。
大分、お歳を召されてますが、奥に秘めた「愛情」「憎悪」等が演技で伝わってきます。
《物語》
物語の舞台は1920年代のアメリカ・オクラホマ州。
先住民のオーセージ族は油脈に恵まれた土地に暮らし、石油採掘によって莫大な富を得ます。
しかし入植者の白人たちはオーセージ族を言葉巧みに操って、ハゲタカのごとくオーセージ族の「金」を貪っていくのです。
そんな中、何者かの陰謀によって次々とオーセージ族が命を落とす事件が発生。
捜査局(後のFBI)が悪事を暴く機会を虎視眈々と狙う一方、オクラホマを訪れた白人アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)はオーセージ族の女性と恋に落ち……。
(以上「映画のレタス炒め」より)
監督 :
マーティン・スコセッシ
出演 :
レオナルド・ディカプリオ
ロバート・デ・ニーロ
ジェシー・プレモンス
リリー・グラッドストーン
タントゥー・カーディナル
カーラ・ジェイド・マイヤーズ
《こんな話》
・オーセージ族
・殺人事件や爆破事件
・FBIの誕生
《関連する映画》
・アイリッシュマン(ロバートデニーロと監督 :マーティン・スコセッシ)
・キングオブコメディ(監督 :マーティン・スコセッシ)