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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのTHUGLのレビュー・感想・評価

4.2
凱旋上映ときいたので映画館に足を運んだ。
監督マーティンスコセッシ
主演レオナルドディカプリオ
の文字が普通に鑑賞欲を掻き立てるよね。

史実の先住民虐殺事件をベースにした物語
簡単に言うと白人が先住民のオイルマネーを横取りする姿を描いていくんだけど。
ここまでなら普通の映画だと。やれ強盗だとかやれ金庫破りとかやるって爽快な感じで悪が描かれるんだけど。
この映画は違う。もちろん強盗やったりもするんだけど。
そんなことではなくて婚姻しながらその家族を虫歯っていく感じでとても怖いしとても哀しい。
常に映像には太鼓の音が聞こえてさまざまななシーンに緊迫感があった。
長編ではあるが私は何故か集中してみれた。
最後の裁判での陳述は真実かどうかは抜きにして言葉に表せない感情が湧いた。

あの薬は?
インシュリンだよ
と言った時の表情にディカプリオの演技の凄まじさが垣間見れた。
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