ささ

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのささのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

去年は観れず映画館での凱旋上映で鑑賞。

ベースや太鼓の重低音が魔の手が常に迫っている緊張感を与えていて映画館で体験できて良かった。

より自然に密接に複雑に繋がっていたインディアンの文化が、特に資本主義の文化の複雑さに呑まれていく。

勉強不足で憶測になるけど、日本の許嫁の様なものかなって、インディアンの人達も資本の取り扱い方に長けてる白人と一緒になった方がいいと思ってたのかも。

宗教も時代に合わせて新たな流派ができ、変わっていく。

異なる文化に優劣をつけて考えるのが危ういと思った。

殺すという発想になるのは、そこに差別があるのと資本による形式化により人の命がモノ化して軽くなっている事、あと銃社会も原因なのかも。

油田が無かったら穏やかに暮らせていたのか。もしかしたら、虐殺や奴隷にされてもっと虐げられていたかもとも思った。

一見お互いを尊重している関係の様にみえる裏で狡猾に囲いに追いやり手なずけていく。畜産を家業にしているのも象徴している。
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