いくもう

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​のいくもうのレビュー・感想・評価

1.5
絵画を通してジェイク・ギレンホールが犯人をみつけだすミステリだと勝手に勘違いして視聴を始めました。フタを開けたらおバカスリラーでした!
登場人物の倫理観がだいたいバグってるんですけど、個人的に一番ひどいと思ったのは平日の真っ昼間に恋人の浮気を業務連絡みてーなノリでチクってくる同僚。折る気だよなあ?黒幕確定ですわ。

登場する絵画は好きで、特にダムリッシュとピータースが揃って見とれてたあの絵がよかった〜
私は芸術にはまったく無知ですが、「表現」って心の内を皮膚の外側にひっくり返した内臓みたいな一面もありますよね。ディーズの作品はそういう色が強かったんじゃないかな。
そういう内臓を批評したり金額付けて売るのはなかなかグロいことだし覚悟が必要だよな、と思わせてくれた映画でした。
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