キョンべ

あいが、そいで、こいのキョンべのレビュー・感想・評価

あいが、そいで、こい(2018年製作の映画)
2.3
海と空と太陽の眩しい映像。ど青春ど真ん中。っていうと聞こえがいいけどステレオタイプな夏の青春を寄せ集めただけだった。
話の展開も演出もキャラクターも、全部既視感。小川あん演じる台湾ハーフだけがギリギリ独自性で、それ頼りなかんじ。あとは全部ありがち。この手の青春を描いた作品って星の数ほどあるけど良い作品は普遍的な青春を描いてて、それ以外はただステレオタイプなだけなんだな、と思った。
おにぎりが正三角形なのとか、尾行シーンとか、そういう古臭い演出は逆に新鮮だったけど作品の大枠から細部まで全部既視感だからめっちゃ勿体無いと思った。
舞台が2001だから作品の展開含めて丸ごと懐かしさねらってたんかな…だとしたら作品との相性レベルで嫌い。


高校生のときに観てたら多分めちゃくちゃ好きだったと思うけど、あの頃よりスレちゃったからな私。
期待してただけに残念だな〜〜。
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