見た。人間を擬人化しているみたいな違和感。
良くも悪くも漫画的というかなんというか、どこか浮世離れしているような人物像や台詞がリアルに溶け込んでいるさまにはどこか不気味さを感じつつ、構成や台詞などその全てに神経が張り巡らされているがゆえ不意に要素を拾っていくような感覚は面白かった。
丁寧に、綺麗に、映像化へと取り組んだのだろうなという感じがする。
自分は地味子が好きだと思った、しずかに、つよく、うつくしく。自分は地味子に、共感するし共感したい、そうありたい。
ストーリーがどうとかっていうよりかはキャラクター同士の関係性を辿っていく映画なのだろうと個人的には思う。
人は人と生きていくということ。
