JunichiOoya

空の瞳とカタツムリのJunichiOoyaのレビュー・感想・評価

空の瞳とカタツムリ(2018年製作の映画)
1.0
大好きな映画館での上映だしスタッフにも他のお客さんにも申し訳ないので、ギリギリ本編だけは耐えた。でも登壇者に摑みかかる恐れがあったので舞台挨拶はパス。間違いなく今年のマイワースト。エンドロールに名前の上がる荒井さんや相米さんに失礼な仕上がりだと思う。

我慢強いカメラ長回しは好きです。おんぶのシーンとか。でも、いくらセット組む金がないからって風呂の扉全開でシャワーひねってそれを固定で撮るのは怠慢でしょう。

脚本も安直。今時文芸誌のタイトルに『文壇』は無い! そんなのに応募したらそらあかんわ。髪の長い方の女性の棒読み台詞が説明羅列満載の再現ドラマばり脚本と相俟って見てる間ずっと恥ずかしかった。

そもそも先輩女性のAV疑惑からキャラ弁ブロガー流れを検索する女がなぜポルノ映画館の発展場使いを知らない?
実家で唐突に出現する宝物ブリキ缶も陳腐の極み。
もちろんエンドロールの協賛社名は拝見しましたが、そもそも小説書くのになんでパナのヘビーデューティPCなの?

映像表現する時に「A」をただ「A」ですってベタに「説明」してもそれは「表現」にはなりようが無い。小学生でももっとリアルに己れの性や愛情を表現できるのに、この映画に登場する大人たちは幼稚の極みで、ただ工夫無く裸になりまくるだけでR15のスタンプをいただく…。

笑止!
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