自分を良い方向へ導いてくれる人たちとの出会いっていいなと思った。私はそもそも人との出会いがほとんどないので本当に羨ましい。
誰もがこう見られたいという理想の姿と実際の姿にはギャップがあり、だから辛くもあり、その姿に近づくために努力をする。それをまるっと肯定するような話だった。綺麗事のような"そのままのあなたが素敵、ありのままの自分を愛して"みたいな説教ではなく、少しでも愛せるように頑張ってみようというメッセージがあるような気がした。
ミスコンがない自分の大学を誇りに思うくらい私もミスコンは好きではないし、(型にはまった)美こそ正義とする風潮もどうなのかと思うけど、反対にグランプリを目標に頑張ろうとする人もいる訳で、美しくなりたいというそれぞれの願望は決して否定されるべきではないと思うので、ミスコンに参加することを否定する作品ではなかったのが良かったと思う。
