Guitarsneck

惡の華のGuitarsneckのレビュー・感想・評価

惡の華(2019年製作の映画)
3.7
確かに原作と比べると…というのは分かるけど、、

深夜に学校で墨汁を撒き散らすシーンでの、挿入歌の「魔女」と変わった雰囲気のある教室との相性がかなり良かった。
どんなに歪んだ形であっても、閉鎖的な環境であっても、これがこの子たちの思春期の青春であるというのが伝わってくる凄く良いシーンだと思った。

そして時々、春日の目に映る「惡の華」からは春日の心理が分かりやすく描かれている。そういった心理描写の面ではやっぱり原作と同様良い点だと思う。

あとリーガルリリーの曲と押見修造の作品はすごく相性が良い。
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