takeit

惡の華のtakeitのネタバレレビュー・内容・結末

惡の華(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

非日常を衣服のように脱ぎ着するのではなくて、もはや新しい皮膚のように、ドラクエの呪いの装備みたいに取り返しがつかなくなるように被ろうとしてたように見えた
非日常的な言葉で編まれるボードレールの詩を物知り顔に読むよりも(別に内容を理解する必要はないと思うけど)、日常を完膚なきまでに壊す実践の方が芸術味はある
高校生になった主人公が物を書くシーンは、書かざるを得なくて書いてるっていう感じが理想的だった。
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