Maiko

キングスマン:ファースト・エージェントのMaikoのレビュー・感想・評価

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レイフ・ファインズが、監督の性癖を一身に背負っていて大変そうでした。
vsラスプーチンがとても面白く、バレエのような動きが盛り込まれていたのが印象的。今回はどこにクラシックを持ってくるのかなと思っていたら、ロシアといえばのチャイコフスキーでした。

しかしロシア戦とラスボス戦のこれまで通りの荒唐無稽さと、間に入る第一次世界大戦の生々しくどこまでも残酷なエピソードの落差が激しく狼狽えてしまった。心の準備の仕方を間違えた。
キングスマンは悪趣味な清々しさがウリだと思っているのですが、キングスマンといえど第一次世界大戦を茶化すことはできなかったのだな、という印象。他なら茶化していいという訳ではないのだけれど。
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