みかん

キングスマン:ファースト・エージェントのみかんのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

レイフ・ファインズがメインの作品は、ブダペスト・ホテルぶりにちゃんと見たかも。
キングスマン、毎回合わないなーって思いながら、そう思う作品って私的にあまりないからなんやかんや見てしまう。
でも、今回も正直あまり乗れなかった。
なので、辛口レビューはご容赦ください。

ぶっちゃけ、3作目の本作が一番普通だったな。。。
ぶっとび度が一番なかったというか。
一作目の首ポーン!とか二作目の肉ミンチみたいな、えぇぇっ!?てビックリ展開があると思って変に期待値上がりすぎてしまったから、普通なことにちょっとがっかりするというよくわからない感情になった。
相変わらずスタイリッシュな惨殺アクションはキレキレだったけど、その演出がメインでストーリーはよくある流れだったし、キングスマンの起源を描くためとはいえキングスマンの売りだったスーツでキメて紳士に戦うシーンはほとんどないし、前作までの主役のエグジーもでないし(エグジーは好きだったのにな。。。)、ラスボスには驚きもないしキャラが弱すぎて盛り上がらず、もはやこの内容をキングスマンでやる意味がよくわからなかったな。
アクションを際立たせるための演出としてストーリーがある感じで、ここでこんなシーン必要?って思うところがちょいちょいあって、アクションまで冗長に感じてしまいました。
あと、監督の好みか狙いかわからないですが、あえて王道を外すっていうのが明け透けで(前作までだとメインキャラや良いキャラを排除するのとか、本作は息子がキングスマンとして活躍すると思ってたら死ぬとか)、それにも乗れないから、ダブルパンチではまれなかった。
これは好みと演出の相性な気もしますが、自分には合わず楽しめなかった。
評判の良いキックアスも全く面白く思えなかったので、この監督のセンスと合わないんかも。

ラスト、まだこの時代のまま続く感じだったんですが、エグジー主役じゃないなら次回は見るか悩むな。。。
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