英国紳士の非公式諜報組織"キングスマン"の結成までを綴る物語。
第1次世界大戦を背景にした本作は歴史的史実をユーモアに曲解して描いてくれたが…んーイマイチ乗りきれなかった。
やはり過去2作のイメージが強く、薄々感じてはいたが似て非なる物だった。
諜報員らしい小道具、スタイリッシュかつパワフルなアクションからの礼節を重んじる立ち振舞い…は非常に極少。
親子の絆、戦地での葛藤、政略戦が殆どで正直退屈感は否めなかった。
しかしながら敵キャラ・ラスプーチンの非常に濃いキャラクターとその強さは折り紙つきで戦闘シーンはアガる!
クラシックBGMをバックに華麗な体術を披露する姿に心踊った🎵
ラストバトルはかなり地味で色んな意味で消化不良。
冒頭だけでなく、ここぞという場面で恒例のテーマ曲くらい流して欲しかった。
ぶっ飛び感は皆無で特徴の無い凡作だと思った。