デッカード

キングスマン:ファースト・エージェントのデッカードのレビュー・感想・評価

3.5
超国家的諜報機関キングスマン創設の物語。

第一次世界大戦を起こし世界を混乱させる悪の組織は歴史上の有名人も加わり今までのシリーズ作品とは違った雰囲気。
しかしアクションはやはりキングスマンだと楽しませてくれる。

とにかく主人公のオックスフォード公を演じるレイフ・ファインズが大健闘。
その他のキャラも立っていて魅力的。

クライマックスの敵との対決など王道設定も用意されていて痛快で楽しめた。
動物虐待する奴に情けはいらない展開もよい。

一方で第一次世界大戦の残酷さも描かれており、単なるスパイ活劇に終わらせない意気込みを感じた。

ラスプーチンのまるでコサックダンスかバレエを踊っているような剣劇は中間の見せ場。

キングスマン・シリーズがこれからどんな設定で続編が作られるのか、その期待感だけが高まった。
続編作らないのかなー?
これからも新作が観たいシリーズです。
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