み

キングスマン:ファースト・エージェントのみのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2023/06/03

・前作までのキングスマンとは全く別物だと思った方がいい。笑える場面1ミリもないシリアスストーリー
・かなり重いので過去作のノリで見ない方がいいです、ほんとに

私は3作品の中で一番好きかも。1作品目も良かったけど、ほんとにベクトルが違うので比較のしようがないです。

・メイドのポリーがカッコよくて強くて同性でも惚れる

・ラスプーチンが奇妙でいいキャラしてます。神父を語り同性愛でセックスしまくりという…。お父さんの脚は彼によって治されたみたいな描写ですが、なんなんでしょう?よくわかりませんでした。

一応これが諜報機関キングスマンの結成話。主人公は若造ではなくお父さんの方なので彼に主人公補正がかかってます。若造は中盤で死にます、結構しんどい死に方。

・若造=コンラッド なんですが、正義感にあふれた若い青年。ただしそれ故に亡くなるめっちゃ可哀想で不遇。まじで不遇。主人公補正で生きて帰ってくると思いきや、敵のスパイだと思われて味方にヘッドショットされてしまいます。

・今回の黒幕はモートン=最初あたりにロシアへ向かう船を出して一緒に乗っていた、“自称”船酔いの軍人です。変な動きを見せてましたが、やはり…という感じ。

・黒幕モートンは結局、自分の飼っている片ツノの羊に🐏一矢報いられ死にます。片ツノにしたのは黒幕モートンなので、自業自得です。羊さんも鬱憤が溜まっていたんでしょうね。

・黒幕モートンは「礼節が人を作る」と言います。つまり前作までのハリーと同じセリフなんですよ。うーん、なんでなのかしら?

・過去作なので装備も全く揃っていませんが、だんだん揃い始め、しっかりと作品が繋がっていく雰囲気が出てます。

最後にはヒトラーも出てきて、次作品へと繋がっていきそうな雰囲気を出してます。ちょっと現在のキングスマンたちに情が芽生えたので、次作品であっけなく死んでしまったら悲しすぎて。
実際、キングスマン2では味方がほとんど死んじゃってますからね。全然継承されてないんだから!大丈夫?
み