キングスマン：ファースト・エージェントのmarin2000のレビュー・感想・評価

ラスプーチン、マタ、ハヌッセン等のゴリゴリに実在した人物も登場し、その怪しさがエンタメになっているのが楽しい。しかしストーリーはこれまでのキングスマンのポップさは鳴りを潜め、少し重めになっている。第一次世界大戦を背景に、キングスマンの設立に繋がる事件が起きる。前半はオックスフォード家の父と子の関係性、後半はオーランドと執事達の大活躍、誰もが第一作に繋がるキングスマンの設立がラストに控えていることは分かっていても感慨深いものがあった。つらい過去が人や組織を強くするんだな。