そうねだいたいね

絞殺のブルースのそうねだいたいねのレビュー・感想・評価

絞殺のブルース(1980年製作の映画)
-
レオス・カラックスの初期作ということで鑑賞。この暗さやと画的なことというより、詩的な台詞に意識を持って行かせたかったのかなと思ったりしたが、その肝心の台詞がフランス語&英語字幕の視聴だったので、暗闇の中でどの登場人物なのかも定かではないフランス男の何を言っているのかも分からないヒソヒソ声をひたすら聞かされる16分間であった。突然のカット変わりにキスしてる際の肩に置かれた手元からの引き画はセンスの塊。これから先の人生で停電を経験することがあれば真っ先に今作を思い出すであろう。