このレビューはネタバレを含みます
ノーランの中で唯一と言っていいほど普通の映画近い映画だった
時間をいじることは一切せず白夜と自然光プラス不眠症である主人公が隠蔽をする設定を駆使して話を広げるのがうまかったけどこの後どうなるみたいなドキドキはなかったな
主人公が言っていた目的があれば手段は正当化されると言う言葉はまさしく自分自身のことをさす重要なワードになり故意ではないにしろ撃った時の安堵感はあったはずでそこの罪悪感と事故を隠蔽するという行動をしてしまったことによって本来捕まえるはずである犯人と共謀する最悪の結果になってしまうオチは結構胸糞悪かった
主人公の中には疑わしきは罰すの信念がありさまざなことをやってきた本人の性格が隠蔽に繋がってると思う
主人公目線と新人警官視点で話が進むので二つの視点で楽しめる映画だった
白夜であるので永遠に日は落ちず不眠症で寝られるず主人公を悩ます罪の意識を象徴するかのようにラスト眠りに落ちるのは皮肉すぎる
意外とのめり込みはせんかったし普通の域を超えなかったな
