インソムニアのデパルマのレビュー・感想・評価

監督はノーランだけどノルウェー映画のリメイクだし脚本は別の人なのでいつものノーラン映画を期待したら面食う。ただしめちゃくちゃ面白い。ノーランのドラマ演出の上手さが分かる。後半の展開は、奇しくも「目的が正しければ手段は問われない。しかし罪を自覚する限り一生付き纏うものだ」というダークナイト、あるいはオッペンハイマーで描かれたテーマが浮き彫りになっていくね。