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インソムニアのkentaroのレビュー・感想・評価

インソムニア(2002年製作の映画)
3.9
この映画を見たことでノーラン作品コンプリートまであと一つになった。

ホントにクリストファー・ノーランは人間の心理を描くことに長けている映画監督であると再確認させられた。ノーラン作品に多い一つのシーンに他のシーンを断片的に挿入する手法が今回も多くみられ、主人公の心理をうまく表現させられていたと思う。二つの事件が絡み合い人間の自分の罪を正当化しようとする心理が浮き彫りになる。

「目的は手段を正当化させる」これが正解であるのか断言することは難しい。しかし、自分の信じる道を見失ってはいけい。自分を誤魔化さず自分には真摯に向き合うことが必要なのである。
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