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特捜部Q カルテ番号64のkazu1961のレビュー・感想・評価

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)
4.2
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-296
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋シリーズ全くの未鑑賞でしたけれど、本作がかなり評価が高く“シリーズ歴代No.1!”というふれこみだったので鑑賞しました。結論から言うとめっちゃ面白かったです!!刑事物としてもサスペンスものとしてもストーリーテリングは秀逸ですね。

🖋そして重厚なテーマがまた素晴らしい。過去のデンマークにおける優性思想による劣者女性強制不妊手術という史実がベースにあり、その上に非白人系移民を蔑視する「影の組織」による堕胎不妊手術という現代のトピックを絡めたその脚本がほんと素晴らしくて魅入ってしまいました。シリーズものでありながらその精緻な構成と、登場人物の感情描写もすこぶる巧いと思います。

🖋本作、過去の未解決事件を専門に扱う、コペンハーゲン警察の新部署「特捜部Q」の活躍を描くミステリーの映画化第4作目です。今回はデンマーク社会に潜んだ巨大な闇と対峙していきます。キャスト陣はお馴染みのメンバー、カール役はニコライ・リー・カース、アサド役のファレス・ファレスらがともに続投しています。

😨Story:(参考: Amazon)
「特捜部Q」――過去の未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署である。「Q」が今回挑むのは、80年代に起こったナイトクラブのマダムの失踪事件。調査によるとほぼ同時に5人もの行方不明者が出ているという。カール警部補は大事件の匂いを嗅ぎつけ捜査に着手。やがて、壮絶な過去を持つひとりの老女と新進政党の関係者が捜査線上に浮かび上がってくるのだが……。

🔸Database🔸
・邦題 :『特捜部Q カルテ番号64』
・原題 :『Journal 64』
・製作国 : デンマーク・ドイツ
・初公開 : 2018
・日本公開: 2019/01/11
・上映時間 : 100分
・受賞 : ※※※
・監督 : クリストファー・ボー
・脚本 : ニコライ・アーセル
・原作 : ユッシ・エーズラ・オールスン
・撮影 :
・音楽 :
・出演 : ニコライ・リー・コス、ファレス・ファレス 、ヨハンネ・ルイズ・シュミット、ソーレン・ピルマーク

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
累計1000万部以上を売り上げるデンマークの大ヒットミステリー小説「特捜部Q」の映画化第4作。過去の未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署「特捜部Q」。今回彼らが挑むのは、1980年代に起きたナイトクラブのマダム失踪事件。調査によると、ほぼ同時に5人の行方不明者が出ているという。やがて、壮絶な過去を抱える老女と、新進政党の関係者が捜査線上に浮上する。キャストにはカール役のニコライ・リー・カース、アサド役のファレス・ファレスらおなじみのメンバーが続投。「恋に落ちる確率」のクリストファー・ボー監督がメガホンをとり、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニコライ・アーセルが脚本を手がけた。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。
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