デンマーク産ミステリー、シリーズ4作目。
猪突猛進で人付き合いの出来ない孤独な頑固刑事カールは過去の事件から大きなトラウマを抱えていた。しかも、これまで支えてくれていたアサドに異動の話が。
そんなある日、隠し部屋の中からテーブルを囲む3体のミイラが発見される。
“ひとり足りない”
ここから先はネタバレ回避。
自らの人種的な優越性を妄信し拠り所にしてしまう人たちは何処の国にもいる。
しかし自らの民族、宗教、文化、国、組織、家族や仲間内に対しても、健全な疑問を持つことが出来なければ、”仲間のために”という偽善に飲み込まれる。そうならないための知恵を誰よりも持っているのは、戦争による移民として人種差別を経験してきたアサドだった。
“ローサには君が必要だ…” かよww
神も、他人も、愛も信じないめんどくさい頑固者が、仲間に頼ることを覚え、愛にも興味を持ったらしいね😃
さて、どうやら次作はキャスト総入れ替えで評判も悪いらしい。コレが最高傑作と言って良さそうだけど、この先の彼らもみてみたいんだらけどなぁ。