ヨッシー

エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語のヨッシーのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

もし犬にアカデミー賞をあげられるのなら、一も二もなく与えたいと思う作品。
犬であるエンツォの様々な表情や態度。
それなくして、ここまで心に残る作品にはならなかったと思います。
ストーリーは犬であるエンツォの目線で、レーサーである飼い主のデニーやその家族の人生を回想するもの。
その中で、犬は準備が出来ていれば、次の人生で人間に生まれ変わるという話が出て来ます。
エンツォが亡くなって8年後に、F1ドライバーとなったデニーのもとに、彼のファンだと言う少年がやってきます。
その子の名前はエンツォ。
偶然かもしれません。
でも、私は生まれ変わりだったと思います。
このシーンは涙が止まらなくなり、レビューを書いてる今も、思い出して涙が溢れます。
途中、金のある年寄はろくなもんじゃないと思うところもありましたが、稀に見る感動的ラストでした。
ヨッシー

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