クラット（使い魔）のいる日常。11月の死者の日、キリスト教、疫病、若い男女の三角関係、老いらくの恋と媚薬、うわさの財宝…
村人が悪魔と契約して、クラット＝使い魔を家電みたいに使ってるという設定が、最初全然分からなくて、挫折しかけた。どうにか1周目を見終え、設定を確認して2回目に挑戦…今度は分かった。やれやれ。
原作本があって、ベストセラーになったらしいんだけど、日本語訳されてないみたい。残念。
リーナが死者の日（日本のお盆みたいな）に死んだ母親と会うシーンが一番好き。
～ネタバレ～
リーナ→ハンス→貴族のお嬢さん みんな片思い。ハンスはお嬢さんを連れてきてもらうために雪だるま型クラットを作って、クラットを起動するため悪魔と契約。そのクラットはお嬢さんを連れてくることはできなかったけど含蓄のあるアドバイスをいろいろしてくれる。一方リーナはお嬢さんのドレスを着て、お嬢さんに成り代わって一度は思いを遂げる。お嬢さんは夢遊病者で、その頃屋上から落ちて儚くなっていた。ところが、雪だるま型クラットが溶けきったところで、ハンスは悪魔に魂を取り立てられて殺されてしまう。それを見たリーナも入水自殺。リーナの家に伝わる財宝を探していた老人たちがリーナを引き上げると同時に金銀財宝も引き上げる。おわり
三角関係の若者がみんな死んじゃって終わり。美しいかも知れませんが、悲しすぎるよー。
