ピーター・グリーナウェイ初期の短編。
ヴェニスの街中の商店や宣伝ポスターが貼られた壁の前を横切る人々や乗り物を固定カメラで映しています。
映画創成期の動く被写体への純粋な興味を思わせるような映像ですが、そこにインダストリアルな音が重なり、後半には映像がループし始めるあたりに一筋縄ではいかない作家としての個性が垣間見られました。

「Intervals」

本作は1969年にピーター・グリーナウェイが7分間の短編を制作したものである。ボックスに収録されていた短編集のディスクの中にあったものを人生初鑑賞した。本作は、モノクロ映像の中に通行人が歩いては消え、消えては出現してくると言う実験的な試み(アバンギャルドな)演出をしている。随時、何かにものを叩いてるような持続性の音が鳴り響く。そしてアルファベットの文字が羅列されていき(言葉で)その間ひたすら通行人を映す。

ピーター・グリーナウェイの短編と言う事なので全くもって意味がわからない演出するだろうなと思っていたが案の定そうであった。どうやらベネチアを舞台に水なしのベネチアを写したかったそうだ。最後に四季が流れるのは最高でした。

人々

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