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死体が消えた夜のShinMakitaのレビュー・感想・評価

死体が消えた夜(2018年製作の映画)
1.8

大学で化学の教鞭をとる教授パク・ジンハンは、製薬会社の役員も務めている。妻ユン・ソヒはその製薬会社の会長職。財閥二世であるソヒは、常にジンハンを束縛し、見下す態度を取っていた。そんなソヒにうんざりしていたジンハンは、ある日、聴講していた女子学生へジンからアプローチを受け、本気で愛してしまう。ソヒの目を盗んでへジンと逢瀬を重ねたジンハンは、彼女から妊娠を告げられたときに、ついに一大決心をするに至った。…ソヒを殺すのだ。

会社で新規開発後廃棄された神経遮断薬を手に入れたジンハンは、これをソヒが飲むワインに混入することに成功した。予想どおり心臓麻痺で死亡するソヒ。遺体は司法解剖されることになり、国立科学捜査院の安置所に送られたが、まず毒物が発見されることはない。安心してへジンの住むマンションにやってきたジンハンだったが、そこに警察から電話が入る。遺体安置所に泥棒が入り、解剖前のソヒの遺体が盗まれたというのだ。安置所に駆けつけたジンハンは、広域捜査隊刑事ジュンシクに出迎えられる。ジュンシクは、ジンハンの動揺した態度に不審を抱き、遺体泥棒がジンハンではと疑いをかけてくる。ジンハンがソヒを殺害し、その証拠が解剖でバレるのを恐れ、遺体を盗んだという推理だ。冷や汗をかきながら、ジュンシクの尋問をやり過ごすジンハンだったが、その最中、なんと彼宛にソヒからメールが届く。もしやソヒは生き返ったのか⁉︎ 自力で安置所から脱出し、ジンハンに復讐しようとしているのだろうか…



「死体が消えた夜」。韓国映画です。

以下、ネタバレが消えた夜。

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スペイン映画で日本未公開作品「ロストボディ」のリメイクです。このオリジナルは未見ですので、比較できませんが…

結構強引なストーリーで、無理やり納得させられちゃうオチなんだけど、冷静に考えたら卑怯なミスディレクションが目立ちますね。特に、へジンのマンションに侵入者がいるクダリ、あれズルいよねー!。

ジンハン役はジャルジャル後藤似のキム・ガンウ。刑事ジュンシクは、「殺人の追憶」でガンホ兄貴のバディだったキム・サンギョン。この人、ちょっと別所哲也入ってますよね(笑)。

ちなみに本作、今朝シネマートで観たのですが、プロジェクターが不具合とかで、スクリーンが60パーセントに縮小されて上映されました。ま、特に違和感は感じませんでしたが、お詫びの招待券貰ってお得気分でした。
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