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デッドバケーションのtetsuのレビュー・感想・評価

デッドバケーション(2018年製作の映画)
3.8
勝手にフィルムフェスティバル!劇場版

青春ものでもなければホラーでもない。
掴み所のない、なんだかすぅっと来て、すぅっと消えるような不思議系ヒューマンドラマ。まだ未鑑賞ではあるものの、その世界観は『ルームロンダリング』に似ているのかもしれません...。

本作の魅力は何と言っても幽霊役を演じている"GALAXIEDEAD"さんで、いかにも幽霊なその風貌、佇まいはもちろん(誉め言葉です)、彼の歌う楽曲の"宙を漂うような"雰囲気が作品にピッタリでした。

特にED曲GALAXIEDEADさんの『死んだらバケーション』はジワジワと頭に残る名曲で、アジカンの『ソラニン』のギターサウンドを残しつつ、ねごとの『カロン』の浮遊感を足したような魅力的な楽曲でした。
また、ラストの演奏シーンの幻想的な映像とエンドロール後の映像もしっかり観てほしい一作でした。

参考

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『ソラニン』
https://youtu.be/XNURRmk8YrQ

ねごと - カロン [Official Music Video]
https://youtu.be/9UBvB8joUeE

(この2曲を例に出したのは、完全に僕のお気に入りだったからです。笑)
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