ユカートマン

アンカット・ダイヤモンドのユカートマンのレビュー・感想・評価

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)
3.8
借金取りに追われるギャンブル依存症のユダヤ人宝石商の話。

黒人×ユダヤ人もの。終始やかましい2時間15分。大好きなラキーススタンフィールドが出演してるので鑑賞。途中で冗長さを感じて、尺も長くてこりゃ3.5だなと思ったんだけど後半からどんどん引き込まれていき、衝撃的なワンカットのオチが本当に秀逸で美しかった。汚い成金趣味のおっさんって世界中同じような見た目をしてるんだな。過越(Passover)のお祝いもユダヤ人が大腸癌になりやすいことも知らなかったのでユダヤものとしても面白い。本人役が二人も出てくるし、ジュリア役の女優の本名もジュリアだし過剰にリアリズムを感じる作品。ジュリアはスカヨハの色素を濃くした感じで本当に可愛かった。アダムサンドラーはパンチドランクラブの頃とだいぶ見た目が変わったけど、貫禄が増してますます情緒不安定でキレやすい役が似合ってきてるように感じた。
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