Netflix
ラップバトルしてるサムネを見てタイトルも見ずに条件反射で再生したら最後まで止まらなかった。
レビュー見たら散々書かれてました。
確かに映画的ダイナミズムがない。
ラップを題材にした割にはアドレナリン出るようなドライブ感がない。
使い古されたテンプレートのようなストーリー展開で次の展開が手に取るように分かってしまう。
現実考証も詰めが甘い。
というのはあったが、だからダメって感じでも不思議となかったです。
良い人と出会って毒が抜けたような読後感。
序盤ラッパーがゴミ捨て場に倒れ込んでる辺りから最後までエールのようなメッセージや人間性に訴えかける問いかけが沢山盛り込まれてた。
それら全てに意地悪な感情がなく、上から目線の啓蒙もなく、感動ポルノのような煽りもなく、それは勇気を出して一歩を踏み込んでく若者への賛美であったり、ひたすらに社会的立場の弱い人を支える気持ちであったように思えた。
GTO鬼塚のような無償の献身をこの映画全体に感じた。
良き人による良き人の為のストーリー。
