う〜ん、映画愛だけは感じるんですがね。
それだけでは流石に面白くは感じない。
とにかくクリーチャー的特殊メイクがチープ、それ以上に物語展開が詰まらない、更には役者さんは一生懸命なんだろうけど、それだけに不自然で下手な舞台劇の様に感じてしまう。
一方で特撮、特殊効果は丁寧に処理してる感があり、そこら辺がなんかアンバランスな気がして技術力が活かされてないというか。
まぁでも、そのおかげで何とか最後まで観きれたとはいえるかな。
一応、クライマックスを二段階にしたのは捻りのつもりかもしれないけど、ちょっとクドイです。気持ちは分かるけど、面白くないものを必死で延ばされても辛いだけ。
ただしですね、映画的な完成度だけなら、最近の巨匠作のJホラーよりは余程高いです。
