💬主人公は、とある廃校で行われていた青春ラブコメ映画の助監督である黒沢明（演：三浦貴大）。邪険に扱われていた黒沢だったが、自身で「ゴーストマスター」というB級ホラーの脚本を書き、それを映画化することを心の支えとしていた。しかし、あるきっかけでその脚本に怨念が宿り、現場は地獄絵図と化す。こんなの、キラキラ恋愛映画からの“壁ドン”シーンでヒロインの頭をぶち抜くなんてアイデアを思いついた時点で勝ちだろう。このシーンは本当に良かった。一方で、その後は尻すぼみな印象。笑えるB級ホラーというよりはシュールギャグ寄りな内容だったが、いまいちどちらにも振り切れていないように感じた。というより、笑えてしまう大真面目なB級ホラーを意図的に作り出そうとしすぎて、コメディとしては中途半端だし、かといって、笑えるホラーにしてはコメディ色がありすぎるし、という微妙な内容になってしまっていた。
初鑑賞:2024年4月14日
鑑賞方法:動画配信サービス（U-NEXT）
2024年103本目。
4月13本目。
🗣“壁ドン”シーンは本当に評価したい。日本のB級ホラー映画史に残してほしいくらい良いシーンでした。
