すあまさえ

ディープ・ブルーのすあまさえのレビュー・感想・評価

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)
3.7

久々にサメ映画を観た。

悪くなかったと思いますね。
少なくとも飽きずには観れたね。

観てればわかるけど、エイリアンとかジョーズをオマージュして作られているシーンもあり、なんというか、尊敬と愛情を感じるよね。

けどやっぱりジェームズキャメロンって凄いんですね。ジョーズを越えられはしないもんね。

設定も導入も入りやすくはあったと思う。難しすぎないのが良い。
ただどうなんだろう。知能が発達して、この檻から出るために施設を沈めるとか、人間を襲う、くらいまではわかるんだけど、生捕りにしてガラスに叩きつけて殺すシーンに関してはそこまでするのか?って思ったり。

エイリアンでも確かに研究者たちに仕返しする、みたいなシーンは描かれてるけど、サメに対して暴力的なシーンもないし、わからない。

こういう映画って研究者がそのまま悪役になることが多いけど、この映画ではヒロインでもあるからそこまでの悪役っていないんだよね。

最後おとりになって死んじゃうのには女性性を若干感じた。あくまで誘き寄せようとしただけであって死ぬ気だった訳ではないんだけど、申し訳なさがあったんだよね。
悪にはなりきれない。

なんだろう、他の方のレビューにもある通り本当にテンポがよくて観れちゃう。
ちょっとだけスーんってなったのはCGがCGすぎて、ジョーズとかの方がリアルに感じたんだよな。

難しいね。面白かった。
すあまさえ

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