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ディープ・ブルーのhymasuminのレビュー・感想・評価

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)
3.7
アルツハイマーの治療薬開発のための実験サメが知能と感情を持ってしまったたことで繰り広げられる、実験施設内での人間vs知能サメの死闘パニックアクション。
檻の中で実験されているサメが知能を身につけて求めているものはdeep blue seaで、実験材料に飼育した人間たちを襲うという話。

サメに攻撃されて助からない人、助かる人、ありがちな予測できる展開ではありますが、ただの人喰いザメとの死闘というのではない。サメが人間を襲うのは、人間がサメに知能を持たせたために人間から自由を求めるようになったため。そういう筋立ては面白いと思う。
人間は抑制されたり拘束されたりしたら、解放されたくて暴れるから、サメが知能と感情を持ったのだからそれも然り。

サメに喰われるシーンも当時の技術で精一杯見せてくれるもののそれほどグロくはなく、サメが忍び寄るシーンもそれほど怖くない。だからこういうのが苦手な私でも最後まで観れた。
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