アオザメの脳細胞を利用して画期的なアルツハイマー病の治療薬を研究・開発して海上施設を大規模な嵐が襲ったことで施設の一部が破壊され、施設内部に浸水。
それによって知能を発達させたサメが研究員たちを襲い始めるという話。
いやぁ、実は『グラン・ブルー』と間違えて観始めちゃいましたw
途中まで作品の取り違えに気付かず、「あれぇ、友情や愛情を描いたフリーダイビングの話って聞いてたのにこんなパニック映画なの?」と思いながら観てましたよもう😓
バンバン人が死んじゃいますね。
あのサミュエル・L・ジャクソンまで一瞬で海中に引きずり込まれるのには笑っちゃいました。
最初はヒロインのスーザンを生還させるクライマックスも撮影していたそうですが、各所から非難轟々だったのでこのラストに決まったとのこと。
なんか分かる気がする…💧
もう25年近く前の作品なんで正直CGを感じてしまう部分もあるものの、設定がしっかりしていてリアリティもあるストーリーだし、恐怖を徐々に積み上げてくれる演出もあって、非常に観やすくレベルの高いパニック・スリラーになっていると思います。
製作裏話的では、爆発シーンではリアルに近くで火薬を爆破させたり、水圧で流されるシーンでは『黒部の太陽』並みに大量の水を実際に流したりしていて、役者陣は遺書を書いていたとか。
『JAWS』へのリスペクト溢れるシーンも多々あり、普段こういうジャンルにはあまり興味のない自分でも十分楽しめる作品でした。