真夜中が至高

ブルーアワーにぶっ飛ばすの真夜中が至高のネタバレレビュー・内容・結末

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

予告トレーラーが良くて期待して観たので、期待を越えて来なかった。
むしろトレーラーのハイライトっぷりよ。
観始めたときに一番最初に思い付いて、一番最初に排除したのがオチだったのでがっかりしてしまった。

演出なのかうちのデバイス各種のせいか、大事な台詞の小さい声がずっと聞き取りづらかった。

古いノートのかたつむりを見つめてしまった私に自戒を。
巾着バッグも流行りではなく、無意味な紫煙のハイライトには意味があったね。

終始顔色の悪い夏帆のリアルさといい、ユースケ・サンタマリア他キャスティングは凄く良い。

最近段々シム・ウンギョンを使いたいと思う気持ちがわかってきた。現状、観たいより使いたい人が多い役者さんではないかと思う。
彼女が日本人をやっていることへの耐性もついているから私は平気その点だった。
2019年の作品だから今の方が発音上手いなとは思う。

むしろ、田舎だからといって日本語を訛らせなくても田舎を表現できるのではないかと南香歩とかをみながら思っていた。
(おばあちゃんは訛ってないじゃん)

そしてスナックの緑の上着の人、茨城弁か栃木かは分からないがネイティブスピーカーっぷりが凄かった。ネイティブ?

私はおばあちゃんの手に生命を感じた。
良い意味ではなく、あれは元気で健康な人の手だと感じてしまった。


「私を好きって人、あんま好きじゃない」

最後、主人公の夫は電話で一体何を「知ってた」って言ったのかな。


エンディングの題字からの音楽はミュージックビデオ的に爽快。