天豆てんまめ

ブルーアワーにぶっ飛ばすの天豆てんまめのレビュー・感想・評価

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)
3.5
あの時の自分と今の自分が出会う旅。

冒頭から夏帆の限界すりきれディレクターの振り切った演技楽しめる✨特にカラオケ🎤で犬のおまわりさん♪😂破壊力抜群です 笑

夏帆とシムウンギョンの東京→茨城ロードムービーの果てに見たものは。。

夏帆の壊れっぷりとウンギョンの天然ぶりのハーモニーが良き。

茨城実家の母の南果歩のくたびれ演技と茨城弁がハンパない。父親でんでん安定感。兄役の役者さん気持ち悪気に最高。

そして茨城弁行き交うスナックでおじさん客いなす伊藤沙莉がうまい!

お祖母ちゃんとの再会だけしみじみ。

幼少時と現在が繋がる田舎のひと時で何かのしこりが溶けるのはあるかもしれない。後半もうひとカタルシス欲しかった。

過去全部否定して、上京して、苦しくて、カッコつけて、どうにか生きて、限界知って、やりきれなくて、でも諦めきれなくて、そんなダッセー自分にオサラバしたかったのに、、逃げきれない過去の自分丸ごと呑み込んだら、何だか笑けて涙出て、それすら愛おしい。人生ってそんなもん。

でもちょっと茨城バカにし過ぎ!笑