LGBTとして生きることへの葛藤を描いたミュージカル映画
L・カリンの表情の芝居があまりにも良くて、何度も胸が締め付けられて辛かった
ユリシーズが初めてメイクした時につい口角が上がったり、ヒールを履いてから自信がつくようになったり、そういう気持ちが女の私としては良く分かるからこそ、自認している性別と身体の性別が乖離していることがいかに辛いのかを思うとしんどかった
そして、理解したいけど理解してあげられない、でも愛してはいる母親の気持ちもよく分かって感情移入の大渋滞だった
派手なミュージカルシーンはあんまりなくて、ヒューマンドラマに近い感じ
どれも良い歌詞ばかりで良い映画だった