マツコ、ミッツ、りんごちゃん…etc
今でこそ、連日LGBTのタレントをTVで見ない日はなく、ふだん私たちは何の気なしに笑っているけれど、彼女らには彼女らなりの苦悩や葛藤がそれぞれあるのだろうなと、改めて思った。
日々の生活のなかで、自分の性別なんて、まったく意識しないが、好きなファッションを着飾って、好きな人と手を繋ぎ歩き、それを周囲の目を気にせずにいられる生活はなんて幸福なのだろう。
人間はやっぱり残酷な生き物で、口ではいくら綺麗事を言っても、街中を歩いてて、性別とは違う人間や奇抜なファッションをした人間を見かけると、多少なりとも無意識に特異な目で見てしまうものだと思う。
(※もちろん一般常識として、それを面と向かって指摘したり、露骨に迫害するような社会ではないと思うが…)
LGBTについて、深く考えさせてくれるいい映画だが、要所要所のミュージカルシーンは少々うっとうしい。
