自分の性に悩む青年ユリシーズが本当の自分を少しずつ開花させていくお話なのだけど、それに立ちはだかる学校でのいじめや家庭環境。
独りで悩みを抱えていた所にドラァグクイーンの先輩にサタデーナイトチャーチへ誘われる。昼間の厳格な空間とは違い歌やダンスで自分を解放して、似た境遇の仲間たちと語り合う場所。徐々になりたい自分に近付いていくも、自宅の自室に隠していたハイヒールが見つかりユリシーズの世界が一変。
映画館で見逃していたのをやっと鑑賞。
あぁ、もっと早くに、上映期間中に観たかった😢
それくらいに好きな内容だった。所々にミュージカル要素を挿れることで、重さを調整したおかげで鬱にならないようになってる気がする。そもそもミュージカルと同性愛は映画としても長い付き合いでもあるからこそいい演出になっている様に感じられた。
ユリシーズ自身まだ幼い面があるからこその罪悪感の抱え方がとても切ない。
